「ユニット畳」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
畳はもちろん、皆さんご存知あの畳です。

日本の文化のひとつでもある畳ですが、意外とユニット畳の場合にはその存在自体を知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
まずは、ユニット畳とはなんぞやということでご紹介します。

ユニット畳とは？

ユニット畳とは従来の和室に敷き詰められている畳のように、最初から設置されているものではなく、後から設置可能な畳のことを言います。

↓これがユニット畳です。

ユニット畳以外にも「置き畳」や「フロア畳」などと呼ばれることがありますが、これらは同様のものになります。
主にフローリングの上に敷いて、リビングに畳コーナーを作ったり、ベッドではなく布団で寝たいという方が寝室で使用したりと用途は様々です。

ユニット畳の使用例

どのように使われているのか、当社で施工させていただいた例を幾つかご紹介します。

事例１．オールシーズン使える万能なユニット畳

リビングのフロアが長年使い込んだせいで傷み、張替えを考えていた方で、オールシーズン使えるユニット畳の全面敷きをしたお客様の事例です。
フロアの場合、冬には絨毯やカーペットを敷いて使うのが一般的ですが、春になると剥がしてクリーニング、保管、そして寒くなるとまた敷く…と結構お手入れが大変です。
このサイクルが面倒になり、手間を省けるということで、ユニット畳を採用していただきました。

事例２．廊下でのユニット畳採用！？

冬の時期の廊下って寒いですよね。寒いだけでなく、一番つらいのは廊下冷たいこと。
冬に夜中トイレに起きて行く時に、廊下が冷たいとのことで、足の冷え対策として廊下のユニット畳を施工させていただきました。

事例３．寝室にはユニット畳はもってこい！

寝室への採用の事例です。寒さ対策はもちろんこと、寝室でユニット畳を採用するメリットは、ご高齢の方がベッドから転落したり、転倒した際の怪我の軽減対策となることです。

事例４．ユニット畳はペットにも優しい

ペットのためにユニット畳を採用していただいたお客様の例です。
ペットもフロアではよく滑ります。足腰の弱ったワンちゃんのために、引っかかりがよく滑りづらいユニット畳を採用していただきました。
飼い主さまもペットと快適に共存できると大変喜んでいらっしゃいました！

事例５．一部分でも大活躍のユニット畳

ソファーに座ったときの足置きとして、半畳２枚を採用していただきました。
旦那様が家の中では素足でいることが多く、スリッパも嫌だということで、ソファーに座ったときの足置きとして採用していただきました。
足触りがソフトで、質感もサラサラしているので快適に過ごせるとお褒めの言葉をいただきました！

ユニット畳まとめ

ユニット畳は柔軟性のある畳です。
上記の事例でもあったように、工夫次第で日常生活を快適にしてくれるメリットがたくさんあります。
ユニット畳も、汚れに強いもの、耐久性が高いものをはじめ、カラーバリエーションも豊富でインテリアの中におしゃれに取り込むことも出来ます。
厚さも、通常の畳だと50~60㎜が基本なのに対し、8㎜~14㎜と非常に薄く、段差でのつまずきを軽減、段差スロープを使用して段差をなくすことだってできちゃいます。
薄くて軽いのでライフスタイルに合わせて部屋から部屋へ持ち運びが便利、半畳タイプが基本なので収納がしやすいのもユニット畳の魅力のひとつですね。

あなたのライフスタイルに合わせて様々な用途があるユニット畳。
その魅力をおわかりいただけたのではないでしょうか。