今や畳も現代風、様々なニーズに合ったものがあります。
和モダンなどと呼ばれるように、見た目もおしゃれだったりする畳。
でも、ユニット畳ってどんな効果やメリットがあるの?
そんな声も聞こえてきそうです。
そこで、今回はユニット畳で種類の中で見られる6つの防◯効果をご紹介いたします。
ただし、商品によって特長は異なりますので、以下のような特長を持ったユニット畳がありますよという程度の参考として見てもらえればと思います。
では見ていきましょう!
ユニット畳の効果その1【防音】
畳の効果の中でもかなり重要な地位を占めているのがこの防音効果ではないでしょうか?
アパートやマンションなどのご近所トラブルで最も多いのが騒音に関するものだと言われています。
フローリングや石膏ボードなどは素材が固く音が吸収されにくいですが、畳はフローリングと比べると柔らかいために、下の階などに響く音が軽減されます。
畳は間に空気があり、それがクッションとなって防音の役割を果たしているのです。
ユニット畳の中にも防音効果を高めたものがあります。
特にお子様がいたり、アパートに住まわれて近隣に迷惑をかけていないか不安になる人にはおすすめです。
さらに防音とは違いますが、畳特有の柔らさは、転倒時の怪我の防止にもいいですね。
完全に音を防ぐとなると、壁などの問題もあり難しいですが、かなりの音の軽減に貢献してくれる存在なのです。
ユニット畳の効果その2【防水】
もしかしたら、昔ながらの畳では想像しづらいかもしれませんが、これが畳も進化しているという証拠で、防水に特化した畳というものもあります。
フローリングなら問題ないでしょうが、カーペットなんかに飲み物なんかをこぼしてしまったときには、ため息がこぼれてしまいますよね。
それが、防水加工された畳なら水拭きオッケーな上、「ウォッシャブル」つまり水洗いが可能な畳なんかもあるのです。
保育園や福祉施設などでもよく利用されているのが、この防水タイプのユニット畳です。
さらに防水タイプの畳は大抵の場合、ささくれや服への針付きの心配が少ない素材でできていますので、何かと汚しがちな赤ちゃんがご家族がいても安心できますね。
ユニット畳の効果その3【防臭】
そもそも新しい畳はい草の香りがしていい香りがしますが、防臭効果も期待できます。
中でも、竹炭加工など、特に防臭効果があるものもあります。
そのため、ペットがいるご家庭などは、防臭加工のされたユニット畳がおすすめです。
ユニット畳の効果その4【防汚】
上記で述べた防水加工にもにたものがありますが、汚れても、拭き取るだけできれいになったりとお手入れかんたんなものです。
例えば、こぼしたコーヒー、昔ながらの畳では、どうしても痕やシミが残りがちですが、防汚コーティングされたものであれば、さっと拭き取るだけでキレイになります。
これらのコーティングには樹脂コーティング加工などを施していて、撥水性に優れるものが多く、防水タイプのものは総じて汚れがそもそもつきにくいものであったりするのです。
ユニット畳の効果その5【防ダニ】
畳って中にダニがいっぱいいる!なんて嫌なイメージありませんか?
そんな中でも防ダニタイプのものがあります。防ダニ効果のある畳であれば、畳に布団を敷いて寝たいなんてニーズがあっても安心ですよね。
防ダニの畳を利用する場合には、人体への影響が少ない無機系薬剤(ホウ酸)などがおすすめです。
また、活性炭の抗菌効果を利用しているものもあります。
ユニット畳の効果その6【防カビ】
一般の方からたまに聞かれる声として、畳にカビが発生したというようなことがあるようです。
特に湿度の高い状態の梅雨から秋の初めころまでにカビの発生が多く見られます。
カビは畳表に発生することがほとんどですが、特にユニット畳と床の間は要注意です。
ですが、これらのカビの生えにくい種類の防カビ仕様の畳があります。
それでも使い方によってはどうしても湿気が溜まりやすいことがありますので、たまには干すのが良いでしょう。